職場が壁の塗替えするために鉄骨まみれになっているんだけど、不注意で思いっきり足場の飛び出たところに激突して目の下を打撲してしまった。ジャイアンに殴られたのび太状態で、目の周囲が青く内出血してまばたきすると鈍く痛む。

えらい人に素で何やってるの…と言われてしまったのがちょっときつかった。たぶん目の下ぶつけちゃいましたって報告したときの私のテンションと怪我の度合いが釣り合い合わなくて奇妙だったんだろうな

 

その人の娘と私は同い年で、他の人に私を紹介するときに年齢差から娘のような〜って例えをしてくれたことがあって、それが本当に嬉しかったのをバイトの帰り道によく思い出す。この人が母親だったら、よかったのにな。その娘さんは誰もが知ってる大企業に勤めている。今日が誕生日だから3連休の間にディズニーに一緒に行ったって話をしていて、あるアトラクションのスポンサーだから特別ゲートで入らせてもらったのよ年甲斐もなくはしゃいじゃったってきらきらした目で話していた。そんな自慢の娘には、なれないな。もらったお菓子のお土産を食べながらそんなことを思い出していた。

 1時にかけもちしているバイトが終わって帰ってきて、水筒を洗おうと誰もが寝静まった家のリビングで電気をつけた途端に音も立てないさわさわさわ〜って気配と存在がいくつもいくつもそこかしこでしたときに全部が耐えられなくなって、コンタクトが落ちるくらいボロボロ泣いた。嫌悪感も薄くなるくらい見慣れた生き物たち。不潔で、ものが溢れてるのに何もない。私はこの家が嫌いだ。私があの人の娘であったらどんなによかっただろう。生理前のだめな時期なのは分かってる。そういう、自分を可哀想ぶって泣きたい時期なんだと思う。ちゃんとできない自分への怒りや憎しみがぐちゃぐちゃに混ざり合って家や家の人間に向く。私がちゃんとすればいい。それだけの話なんだけど。

この場所から逃げて、ちゃんと、働いて、このあとの人生は大好きな人と大好きなものにたくさん時間やお金をかけて暮らしたい。ずっとずっと幸せに暮らす。だから大丈夫です